冷凍ケーキのメリット・デメリット

食品の知識

通常、ケーキをつくったら常温か冷蔵で保管をするものですが、通販では冷凍されたケーキが多いですし、スーパーでも販売されているものを見かけますよね。

「わざわざケーキを冷凍するのは、何のメリットがあるの?」と思う方のために、冷凍ケーキのメリットとデメリットについて解説します。

冷凍ケーキのメリット

配送時や運搬時に壊れにくい

ケーキを店舗で購入して自宅に運搬するとき、また通販で購入したケーキが配送される場合に、崩れたり壊れたりしににくいというメリットがあります。

長期間保管できる

冷蔵の場合だと保管ができる日数が数日程度のケーキであっても、冷凍であれば数か月~1年など長期間保管することが可能となります。

自宅の冷凍庫に保管しておけば、解凍すれば好きな時に食べることができます。

消費者にとっては賞味期限を気にせず食べることができ、製造する者にとっては食品の廃棄を減らすことができるメリットがあります。

冷凍ケーキのデメリット

冷凍によって品質が少し劣化する

つくったケーキを冷蔵しておいて食べるのと、冷凍をして解凍をしてから食べるのを比べると違いはあります。

冷凍をして、解凍をする段階で、少なからず変化はあり品質は劣化するでしょう。

ただし、そこまでの大きな味の劣化があるかというとそうではなく、おいしく食べられる範囲です。

冷凍方法によっても、急速冷凍がなされているケーキであれば、ゆっくりと冷凍するよりかは品質へのダメージが少なくなります。

長期間保存をしていると、ケーキの種類によっては徐々に品質は劣化はしていきます。

解凍に時間がかかる

解凍に時間がかかるので、すぐに食べることができない点はデメリットですね。

電子レンジでの解凍もできないケーキが多いですから、今すぐ食べたいときには困ってしまいます。

たとえば5号サイズのカットしていないホールケーキを解凍しようとすると、8時間~10時間程度が推奨されていることが多いですから、食べる前日の夜から解凍しておく必要があります。

解凍に時間をかけたくないのでしたら、小さいケーキや半解凍でも食べられるようなケーキを選ぶちょいでしょう。

小さめのケーキであれば、1~2時間程度の解凍で食べられるケーキもありますので、解凍時間にたいしてさほどストレスは感じないかと思います。

もし近所にケーキ屋さんがあるのであれば、冷凍ケーキを解凍するよりも、買いに行ったほうがすぐにケーキを食べられますね。

まとめ

解凍時間をとれれば、冷凍ケーキは保存しておいて、食べたいときに食べられます。デメリットもありますが、うまく利用できれば冷凍ケーキはありがたい存在です。

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