パーム油とパーム核油の違い

食品の知識

パーム油とパーム核油。

いずれもアブラヤシ(パームヤシ)の果実を原材料とした油ですが、次のような違いがあります。

  • パーム油はアブラヤシの果肉を搾ってできた油
  • パーム核油はアブラヤシの種を搾ってできた油です。

果肉を搾るか、種を搾るかの違いがあります。

アブラヤシの果実

アブラヤシは、インドネシアやマレーシアなどの東南アジアで多く栽培されている他、ガーナやナイジェリア、コロンビアやグアテマラなどの熱帯地方で栽培されています。

アブラヤシ

パーム油やパーム核油は、食品分野ではマーガリンやショートニングなどの油脂類の原材料、チョコレートに配合する植物油脂として利用されています。

またインスタントラーメンやスナック菓子を揚げるための油に用いられます。

洗剤、シャンプーや石っけんの原材料として使われています。

食品の一括表示の原材料名に記載されるときには、パーム油ではなく、「植物油脂」や「食用植物油脂」と表示されることが多いでしょう。

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