乳児用規格食品をどのように見分けるのか解説します。
成人よりも乳児のほうが放射線の影響を受けやすいということを考慮し、乳児用食品には一般食品よりも厳しい放射線の基準が設けられています。
放射性物質の新基準で、乳児用の食品には一般用の100ベクレル/kgよりも低い50ベクレル/kgの基準が適用されています。
そうした基準をクリアした乳児用の食品であることが判別できるように、「乳児用規格適用食品」と表示する、もしくはそれを的確に表す文言を表示することとなっています。
的確に表す文言は、以下のようなものがあります。
- 本品は(食品衛生法に基づく)乳児用食品の規格基準が適用される食品です。
- 乳児用食品の規格基準が適用される食品です。
- 本品は乳児用規格適用食品です。
- 乳児用規格適用食品です。
- 乳児用規格適用
乳児用規格適用食品なのかどうかを知りたい場合は、食品の包装にこれらの文言が書かれていないか見てみましょう。
ただし、
- 容器包装の表示可能面積がおおむね三十平方センチメートル以下であるもの
- 乳児用規格適用食品であることが容易に判別できるもの
については、乳児用規格適用食品の表示をよいことになっています。
容易に判別できるものとしては粉ミルクが対象となっています。
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