保存料と日持ち向上剤の違い

食品の知識

保存料とは、食品の腐敗や変敗が進まないよう微生物の増殖抑制し、保存性を高める添加物です。

安息香酸、ソルビン酸、しらこたん白、ポリリジンなどがあります。

食品に表示する場合は、「保存料」という用途名の後に( )をつけ物質名を記載します。ソルビン酸を保存料として用いた場合は、「保存料(ソルビン酸)」と表示します。

日持ち向上剤は、保存料より作用は弱く、数日程度の短期間だけ長くする添加物です。

酢酸ナトリウム、グリシン、リゾチームなどがあります。

食品に表示する場合は、グリシンのように物質名をそのまま表示します。または、複数の物質を一括りで表示する一括名という表示方法を用いるものもあり、リゾチームは酵素と表示することもできます。

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