漂白剤の使用目的と種類。

食品の知識

漂白剤とは、有色物質を無色にしたり、鮮明な色調にととのえる添加物です。

物質としては、亜硫酸ナトリウム、次亜硫酸ナトリウム、ピロ亜硫酸ナトリウム、ピロ次亜硫酸ナトリウムがあり、これらの還元作用によって漂白が行われます。

食肉、卵の殻、かんきつ類、果皮、かんぴょう、乾燥果実、えび、かになどに用いられます。

次亜塩素酸は、食品工場や病院などで殺菌消毒剤としても使用されます。漂白剤としてだけではなく、保存料や殺菌剤としても用いられます。

食品によって二酸化硫黄としての残存してもよい基準が定められています。亜硫酸ナトリウムであれば、かんぴょうは5.0g/kg未満、乾燥果実は2.0g/kg未満の基準があります。

ゴマ、豆類及び野菜を漂白する目的で漂白剤を使用することは、その品質、鮮度等に関し、消費者の判断を誤らせるおそれがあるため禁止されています。

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