しいたけの栽培方法には、
- 原木栽培
- 菌床栽培
があります。
野菜や果物などの生鮮食品には、名称と原産地を表示することが法律で決まっていますが、しいたけには名称と原産地に加えて、栽培方法が表示されます。
しいたけの栽培方法の表示
- 原木栽培は「原木」
- 菌床栽培は「菌床」
と表示をします。
2つの栽培方法のしいたけを合わせたものの場合は、重量割合の高いものから順番に、「菌床・原木」または「原木・菌床」と表示されます。
原木栽培と菌床栽培の違い
原木栽培
原木栽培とは、クヌギやナラなどの原木に穴をあけて種菌を植え付けて、林などの自然環境下において、しいたけを育てます。

栽培にかかる期間は約1~2年です。自然環境の影響も受け、春と秋に出荷されます。
菌床栽培
菌床栽培とは、おがくずに、ふすま、ぬか類、水などを混合して、ブロック状に固めた培地に種菌を植え付けて、空調設備を備えた施設内で、しいたけを育てます。

栽培にかかる期間は約3か月です。施設内で管理されるので、年間を通して安定的に栽培することができます。
読み方は、「きんしょう」栽培です。
原木栽培と菌床栽培の見分け方
上記したように、原木栽培なのか菌床栽培なのかを表示する義務があります。
スーパーマーケットなどで、しいたけを買うときには陳列場所の表示やパッケージの表示を見れば栽培方法がわかります。
しいたけの栽培方法を表示する理由
原木栽培と菌床栽培によって品質が変わり、原木栽培のしいたけのほうが風味が強いとされています。
安定的に栽培することができる菌床栽培のしいたけよりも、自然環境下で栽培する原木栽培のほうが手間ひまがかかります。そのため原木栽培のほうが高値で取引されています。
そういった違いがあるので、消費者の選択に役立てるために表示が義務化されています。
原産地の表示
菌種を植え付けた場所と、その後移動をさせてしいたけを採取した場所が異なることがあります。
菌種を植え付けた場所を原産地として表示します。
従来は、収穫をした場所が原産地として表示されていましたが、令和4年3月30日に消費者庁の食品表示基準Q&Aが改定され、原木又は菌床培地に種菌を植え付けた場所(植菌地)が原産地として表示されることとなりました。
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