ケーキの種類 一覧

世界には様々ケーキが存在しています。この記事では、

チーズケーキ系、チョコレート系、スポンジケーキ系、バターケーキ系、タルト系、パイ系に分けて、どんなケーキがあるのかを紹介します。

チーズケーキ

ベイクドチーズケーキ

ベイクドは英語で焼くという意味。一般的にチーズケーキというと、ベイクドチーズケーキのことを指すことが多いです。

レアチーズケーキ

レアチーズケーキは、オーブンで焼かずにゼラチンなどを用いて固めたチーズケーキです。通常は卵を使わないので、白い色合いのになります。

スフレチーズケーキ

スフレチーズケーキは、軽くてふわふわとした食感のチーズケーキです。卵白をたてたメレンゲを材料にして生地をつくり、湯煎で焼き上げます。

ニューヨークチーズケーキ

ニューヨークチーズケーキはベイクドチーズケーキの一種類と考えてよいでしょう。クリームやサワークリームの使用量が多く、湯煎焼きで作ります。

濃厚でずっしりとした味わいのチーズケーキです。

バスクチーズケーキ

スペインのバスク地方が発祥のチーズケーキで、表面に焦げ目をつけて焼き上げられることが特徴です。

ベイクドチーズケーキの一種といえます。

チーズテリーヌ

長方形のテリーヌ型を使って作られるチーズケーキです。

テリーヌとはもともとフランス料理で使う、フタのついた陶器の容器のことです。

カマンベールチーズケーキ

カマンベールチーズケーキは、カマンベールも用いた濃厚な味わいのチーズケーキです。カマンベールは、表面が白カビに覆われ、な部がクリーム色をしたクリーミーなチーズです。

リコッタチーズケーキ

リコッタチーズを使った、あっさりとした味わいのチーズケーキです。

リコッタチーズとは、チーズを作る際に出てきた水分であるホエイ(乳清)を加熱して固めたもので、さっぱりとした味が特徴です。

リコッタチーズを用いて作るケーキもさっぱりとした味わいになります。

ブルーベリーチーズケーキ

ブルーベリーを混ぜて作ったチーズケーキです。

ベイクドチーズケーキ、レアチーズケーキで作られ、チーズケーキに甘酸っぱいブルーベリーが合います。レアチーズケーキは明るい紫色の色合いが特徴的です。

チーズムースケーキ

チーズムースケーキは、泡立てた生クリームや卵白を使い、ふんわりとしたムースにクリームチーズなどを混ぜたケーキです。苺やブルーベリーなどと相性が良く、基本は混ぜて固めるだけなので簡単にできます。

ティラミス

コーヒーを染み込ませたスポンジ、マスカルポーネチーズのクリームで層を作り、ココアパウダーをふるったケーキです。

マスカルポーネチーズは、白くてなめらかで伸びのよいチーズです。

マスカルポーネチーズのクリームには、クリームを使ったり、卵白をたてたメレンゲを使ったりします。

ヨーグルトケーキ

チーズケーキを使わないので、チーズケーキ系には属さないかもしれません。クリームチーズの代わりにヨーグルトを使って、簡単にチーズケーキと似たようなケーキができます。ヨーグルトを使っているので、あっさりとした味わいです。

チョコレート系

チョコレートケーキ

チョコレートケーキは、チョコレートやココアパウダーを用いたスポンジ生地やクリームで作ったケーキです。

ガトーショコラ

ガトーショコラとはフランス語で、チョコレートのケーキを意味。卵白でメレンゲを作って生地を作るので、ふんわりとした生地になります。

ブラウニー

アメリカ生まれの濃厚なチョコレートケーキです。生地は目が詰まってしっとりしていて、平たく四角い形で食べやすいケーキ。

ナッツやチョコチップを生地に加えたブラウニー、ナッツをトッピングしたブラウニーも多く見られます。

フォンダン・ショコラ

フォンダン・ショコラは、チョコレート生地の中に、チョコレートガナッシュを入れて焼いたケーキです。ケーキを割ると、中からチョコレートが出るのが特徴。

オペラ

オペラとは、

  • ビスキュイジョコンド生地
  • コーヒー風味のバタークリーム
  • ガナッシュ

で層を作る、甘くてビターな味わいをした長方形のケーキです。

ビスキュイジョコンド生地にはアーモンドパウダーを使い、コーヒーシロップを染み込ませます。

ガナッシュは、チョコレートと生クリームで作られます。

ジャヴァネ

ジャヴァネは、アーモンドパウダーを用いた生地と、コーヒー風味のバタークリームで層をつくったケーキです。

オペラというケーキと似てます。オペラはチョコレートからつくったガナッシュが重ねられますが、ジャヴァネにはそれがなく、コーヒー味を楽しみます。

ザッハトルテ

ザッハトルテはオーストリアで生まれたチョコレートケーキです。

チョコレートのバターケーキに、あんずジャムをサンドし表面に塗り、その上をチョコレートでコーティングしたケーキです。

メルベイユ

メルベイユは、フランスの伝統的なケーキで、メレンゲをホイップクリームで多い、チョコレートをかけたケーキです

食べると口のなかでふわっと溶けるような食感があります。

ブッシュ・ド・ノエル

ブッシュ・ド・ノエルは、フランス語でクリスマスの丸太、クリスマスの薪といった意味があります。(ブッシュが丸太や薪、ノエルがクリスマスの意味)

ココア味の生地に、チョコレート入りのクリームを用いたロールケーキです。切り株のような模様をしています。

スポンジケーキ系

ショートケーキ

ショートケーキは誕生日の定番ケーキ。スポンジ生地とホイップした生クリーム、そこにイチゴ乗せたケーキが、日本では主流です。

ロールケーキ

ロールケーキは、薄く焼いたスポンジ生地とクリームをくるくると巻いたケーキです。フルーツをクリームに加えたり、トッピングしたロールケーキがよく見られます。

また、スポンジ生地やクリームには、チョコレートや抹茶などを混ぜたものもあります。

モンブラン

モンブランは、スポンジ生地やタルト生地の上に生クリームをのせ、さらに栗ペーストを混ぜたクリームを細い束状にして絞ったケーキです。

栗ではなく、かぼちゃ、むらさきいも、抹茶などを使ったモンブランもあります。

シフォンケーキ

シフォンケーキは、ふんわり軽い食感のケーキです。サラダ油、卵白でつくったメレンゲを用いて生地をふんわりと膨らませます。

ケーキにはふつうバターを用いますが、サラダ油には生地をやわらかくして膨らみやすくする効果があります。

カップケーキ

カップケーキとは、小さいカップで焼いたケーキのことです。紙カップやアルミカップが用いられます。

トッピングなしでそのままのものもありますし、クリームやフルーツなどトッピングされるカップケーキもあります。

カステラ

カステラは、小麦粉、砂糖、卵、牛乳、ザラメなどを使って蒸し焼きにしたふんわりとしたケーキです。発祥の地はポルトガルです。

ケーキは一般的に小麦粉、砂糖、卵、バターを用いますが、カステラにはバターは使いません。

バターケーキ系

バター、小麦粉、砂糖、卵を同じ割合を基本の分量とするケーキです。バターをクリーム状にしたら、砂糖を加えてすり混ぜ、そこに卵、次いで小麦粉を加えて生地をつくるシュガーバター法と呼ばれる製法が、基本的な作り方です。

バターの風味を感じられるしっとりとしたケーキが焼き上がります。バターケーキはシンプルでプレーンなタイプのものがよくみられますが、フルーツや香料と混ぜ合わせ、様々なアレンジがなされるケーキです。

パウンドケーキ

パウンドケーキはバターを主原料としたケーキで、パウンドケーキという名前は、小麦粉、卵、砂糖、バターが1ポンドずつ用いて作ることに由来しています。ポンドとは重さの単位のことで、1ポンドは約454gです。

パウンドケーキはイギリスで生まれたケーキで、英語で書くと、pound cakeです。

マーブルケーキ

マーブルの意味は大理石で、マーブルケーキは大理石のような模様のパウンドケーキのことです。

プレーンなパウンドケーキの生地と、チョコレートなど着色のある生地を混ぜて焼いたパウンドケーキ。焼きあがったケーキを切るとその切り口は、マーブル模様になっています。

混ぜ合わせる生地は、チョコレート生地、抹茶生地、キャラメル生地、ブルーベリー生地などがあります。

フルーツケーキ

ドライフルーツや洋酒に漬けたフルーツをふんだんにつかったパウンドケーキです。ラム酒に漬けたレーズン、オレンジピール、ドライイチジク、ドライクランベリーなどが用いられます。

バナナブレッド

熟したバナナをつぶして生地に加え焼いたパウンドケーキです。バナナの味がしっかりと熟れて皮に黒斑点が出てきたバナナを用いるでも大丈夫です。

ブランデーケーキ

ブランデーケーキとは、ブランデーを使用したパウンドケーキです。焼き上がりにブランデーを塗ったり、またはかけたり浸したりして、染み込ませます。2~3日寝かせるとお酒がなじんで味がまろやかになります。

マフィン

マフィンは、基本的な材料は、小麦粉、卵、砂糖、バターで、パウンドケーキと同じです。マフィン型を使って、生地をカップに入れて焼くので丸型、円筒型になります。ベーキングパウダーを入れて、上部がふっくらと膨らんだ形になります。

フィナンシェ

フィナンシェ(financier)とは、英語のファイナンス(finance)にから来てる言葉で、資産家、お金持ちを意味しています。

アーモンドパウダーと焦がしバターの香り豊かなケーキです。卵白のみを使用した生地で、しっとり感・もっちり感があり、小さく薄い長方形のケーキです。フィナンシェ型を使って焼かれ、バターの焦がし具合によって焼き上がりの風味が変わります。

マドレーヌ

マドレーヌとは、貝殻の形をした印象的なケーキです。マドレーヌ型には種類があり、丸い貝になるものや細長い貝になるものがあります。

フィナンシェはバターを焦がし、卵白を使います。マドレーヌは溶かしバター、全卵を使い、ふんわり柔らかい食感のケーキです。

タルト系

タルトとは、タルト生地を使ったケーキのことです。タルト生地は甘みがあり、口のなかで崩れるもろさがあります。

フルーツタルト

フルーツタルトは、タルト生地にアーモンド生地を敷いて焼き、そのうえにカスタードクリーム、そしてイチゴやオレンジ、ブルーベリー、キウイフルーツなどのフルーツをトッピングしたケーキです。

ナパージュを塗ることでフルーツがつややかになり、乾燥の防止にもなります。

エッグタルト

エッグタルトはタルト生地やパイシートの上に、カスタードクリームを入れて焼いた小さいタルトケーキです。

タルトタタン

タルトタタンは、煮詰めたリンゴとタルト生地のケーキです。

砂糖やバターと一緒に煮詰めたリンゴを型に敷き詰め、その上にタルト生地を乗せて焼きます。焼きあがったら、ひっくり返してタルト生地が下、リンゴが上になるようにします。

フロランタンタルト

フロランタンタルトは、タルト生地にキャラメルでコーティングしたナッツ類を乗せて焼いたケーキです。

スライスアーモンドがよく用いられます。

リンツァートルテ

リンツァートルテとは、シナモンやナツメグなどの香辛料を効かせた生地の上にラズベリージャムを乗せ、さらに生地で網目上に模様をつけて焼いたケーキです。

オーストリアのリンツ地方発祥のケーキ。

クラフティー

クラフティーは、タルト生地に卵や牛乳をベースとした生地を流し、チェリーを加えて焼き上げたケーキです。

タルト生地を使わずに作る場合もあります。

パイ系

小麦粉の生地とバターを薄くのばして何度も織り込んで層を作ったものがパイ生地です。パイ系のケーキは、サクッとした食感があるケーキです。

アップルパイ

アップルパイは、煮りんごをパイ生地で包んで焼き上げたケーキです。

ミルフィーユ

ミルフィーユは、薄いパイ生地とクリームを何層にも重ねたケーキです。フランス語で「千枚の葉」と意味しています。

ラズベリーパイ

ラズベリーパイは、ラズベリー・ラズベリージャムをパイ生地で包んで焼き上げたものです。

甘く、酸味の強りラズベリーとサクッとしたパイ生地の食感が合います。

シュー系

シュークリーム

シュークリームは、丸く形に焼いたシュー皮の中にカスタードクリームや生クリームを入れたケーキです。

カスタードクリームや生クリームだけでなく、チョコレートクやフルーツを使ったクリームを用いて作られたシュークリームもあります。

エクレア

エクレアは、細長いシュー皮にクリームをはさみ、チョコレートでコーティングしたケーキです。

シュー皮やカスタードを使うところはシュークリームと同じですが、シュー皮の形とチョコレートをコーティングするところが違います。

パリ・ブレスト

パリ・ブレストは、リング状に焼いたシュー皮にクリームをはさんだお菓子です。

以上、チーズケーキ系、チョコレート系、スポンジケーキ系、バターケーキ系、タルト系、パイ系に分けて紹介しました。

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