単一原料米と複合原料米の違い

用語

単一原料米とは?

産地、品種、産年が同じ米のことです。

原料とする玄米は、農産物検査法によって産地の証明が行われたものでなくてはなりません。

たとえば、新潟県産コシヒカリ2022年産という米であることが証明されていて、それ単体のものですね。検査を受けておらず証明されていないのであれば、表示をすることはできません。

スーパーで売られている米は、単一原料米であることが多いですね。新潟県産コシヒカリとだけ書かれていれば、それ単一の米ということになります。

複数原料米とは?

原料となる玄米の産地、品種、産年が同じではなく、異なっているものです。

新潟県産コシヒカリと、秋田県産あきたこまちを混ぜたものは、複数原料米ということになります。

米の表示

米の表示には、

  • 産地・・・米がつくられた都道府県名
  • 品種・・・米の品種 コシヒカリなど
  • 産年・・・米がつくられた年

が表示されます。

「単一原料米」と表示し、産地、品種、産年を記載します。

「複合原材料米」と表示し、産地、品種、産年が同一でないことがわかるようにします。

証明を受けていない原料玄米であれば、産地や品種を謳うことはできず、「産地未検査」であることを記載されます。

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