一般的に冷凍ケーキの解凍方法は「冷蔵で解凍」と指定されていることが多いかと思います。
カチコチに冷凍したケーキで、とくに大きなサイズのケーキだと、冷蔵庫で解凍するのは時間がかかってしまいますよね。
冷蔵で2~3時間程度ではケーキの端の部分しか解凍していなくて、真ん中あたりは凍ったまま。
そんなときには常温で解凍したり、電子レンジを使って解凍できれば早いのにな、と思ってしまいます。
この記事では、冷凍ケーキを常温や電子レンジで解凍することができるのかを解説します。
冷凍ケーキは常温で解凍できるもの・できないものがある
冷凍ケーキを常温で解凍することができるのかというと、ケーキの種類によります。
冷凍されたケーキが、冷凍ではなくて一般的な売り方をされているときに、どの温度帯で売られているかを見てみましょう。
一般的に冷蔵販売されているケーキであれば、冷蔵で解凍すべきですね。
常温販売されているケーキは、常温で解凍することもできることが多いです。
冷蔵で解凍すべきケーキ
一般に冷蔵の温度帯で販売されている種類のケーキでしたら、冷蔵で解凍すべきです。たとえば、チーズケーキ、ショートケーキ、フルーツタルトケーキなどがそうです。
とくに暑いところで解凍すると、品質が劣化しやすいです。水分が出てきてしまったり、チョコレートも溶けてしまうことがあります。クリームが使われているケーキを常温で解凍したら、クリームがだれてしまう可能性もあります。
どうしてもやるとしたら、20℃を超えない程度の温度で解凍するのがよいですね。
解凍したらすぐに食べるのであれば基本的には腐ることもなく、おなかを壊すこともないかと思いますが、常温で解凍して長時間おいておくのはやめたほうがいいですね。
常温で解凍が可能なケーキ
一般に常温の温度帯で販売されている種類のケーキでしたら、常温で自然解凍するのも可能でしょう。
たとえばパウンドケーキ、マフィンケーキなどがそうです。
とはいえ、製造会社の案内で、冷蔵での解凍を推奨されているのでしたら、それに従って冷蔵で解凍するのがよいでしょう。
電子レンジでの解凍は上手くいかない
電子レンジでの解凍するのは上手くいかないことがほとんどでしょう。
クリームが溶けたり、水分が出てきたり、スポンジが水分を吸ったり、見た目も味も悪くなります。
推奨されているのでしたらよいですが、そうでなければやめたほうがいいです。
自宅に保存しておくことができるのが冷凍ケーキの良さだが…
自宅で冷凍庫に保管しておいて、食べたいときに食べられるのが、冷凍ケーキのよいところです。
中には、冷凍のまま食べられるもの、半分解凍しただけで食べられるものもあります。そういった商品を購入してみるのもよいですね。
そうでなければ、冷凍のケーキを食べるときには、解凍にかかる時間を考えて前もって解凍開始しておかなくてはいけないですね。
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