砂糖と食品添加物の甘味料の違い

砂糖と食品添加物の甘味料の違いのひとつには、甘みの強さがあります。

砂糖（ショ糖）よりも、食品添加物の甘味料のほうが甘みが強いです。たとえば、甘味料のアスパルテームは砂糖の200倍の甘味料です。サッカリンナトリウムは、砂糖の200～700倍の甘みです。

また、甘みはあるのですが、口の中の細菌が利用できない物質で、虫歯の原因にならない甘味料があります。キシリトールがそうで、よくガムに使用されていますね。これも砂糖と大きく違う点ですね。

それから食品添加物の甘味料は、甘みだけではなく保水・保湿効果がある甘味料もあります。

炭水化物は糖質と食物繊維に分けられます。

糖質は単糖類、少糖類、多糖類があります。単糖類にはブドウ糖や果糖があり、ブドウ糖と果糖が結びつくと少糖類であるショ糖となります。単糖が多数結びついたものが多糖類です。

炭水化物のうちで人の消化酵素で分解できないものが食物繊維です。

甘味料には、糖類を還元した糖アルコール、またカンゾウやステビアなど天然物からとられた甘味料、それから化学的につくられた甘味料があります。

カロリーオフやカロリーゼロの食品を見かけることがあるかと思います。これらの食品は、一般的な砂糖を使用する代わりに、甘味料が使われていることが多いです。

甘味料は砂糖よりも甘みが数百倍あるので、食品に対して少ない量の使用で甘みをつけることができます。使用量が少なければ、カロリーも低いということです。