冷凍ケーキを購入して冷凍庫にしまっておいたら、ついつい食べずに保管したまま賞味期限が過ぎてしまった。
賞味期限が過ぎてしまったのだけど食べてよいのかどうか…、という疑問に答えます。
賞味期限が過ぎてしまった冷凍ケーキは、きちんと冷凍庫で保管していたのであれば、食べることはできます。
見た目や味の劣化はありますが、お腹を下すなどの健康被害はないものと考えてよいです。
冷凍ケーキの賞味期限が過ぎても食べることができる理由
ケーキに限らず、食品が腐ってまずくなっていたり、食べたらお腹を下してしまったりするのは、細菌の働きによるものです。細菌の働きによって食品は腐敗します。
冷凍状態であれば、細菌は活動しないため腐敗が進むことはありません。またカビも生えることはありません。
ただし、それはしっかりと冷凍状態で保存した場合です。ドアの開閉が多かったり、ドアを開けっ放しにして、温度が高くなってしまうことあると、ケーキの温度が上がってしまって細菌が活動して腐敗が進むことがあるかもしれません。
賞味期限を過ぎると見た目や味は劣化する
必要時に最小限ドアを開けているのでしたらそこまでの問題はないでしょう。
見た目や食感などに関しては劣化が進んでいきます。徐々に乾燥してしまったり、しぼんでしまったり、色あせしたり、食感が悪くなっていきます。
腐敗しておらず食べても安全であるという点では、長期間保存しておいても問題ありません。
しかし、見た目が劣化しておらず、おいしく食べられるという意味では、製造会社・販売会社が示す賞味期限に従ったほうがよいでしょう。
通販サイトでいくつかの冷凍ケーキを見てみたところ、賞味期限の設定は以下のようになっていました。
- フロマージュ 3~4週間
- チョコケーキ 1年間
- チーズケーキ 1年間
- ミルクレープ 30日間(発送からと記載あり)
- フルーツケーキ 30日間
- ショートケーキ 30日間(発送からと記載あり)
1年間というのは見た目や味についても、製造日から最大1年間は日持ちすることが検証できており保証しているのだと思います。
数週間や30日間というのは、発送日からの期限を設定しているでしょう。「発送日から」と記載がある場合とない場合があります。
製造日からは、ほんとうは半年や1年間の期限があるのですが、消費者がドアを開け閉めする家庭用の冷凍庫で保管することも考慮して、製造日から賞味期限のその範囲内で発送日から一定の期限としているのでしょう。
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