友達の家に冷凍ケーキが溶けないように運びたい、持ち運び中にある程度解凍して友達と一緒に食べたい、ということがあるかと思います。
ケーキを持ち運ぶときには、溶けないように保冷バックに保冷剤とともにケーキを入れて運ぶ必要があります。
小さい保冷剤は長持ちしない
保冷剤でよく見かけるのは、小さい袋容器に入れられた保冷剤ですね。ケーキを購入したときにつけてくれたりします。
これは簡易的なものです。近所のケーキ屋さんから冷蔵状態のケーキを自宅に持って帰る程度であれば、これで問題ありません。1~2時間程度の移動です。
しかしケーキを長時間運ぶには適していません。保冷剤には食品を冷凍する効果があるわけではありません。
あくまで、温度が上昇するのを遅くするという効果があるだけです。
冷蔵保管をすべきケーキは、10℃超える温度では状態がどんどん悪くなってしまいます。
冷凍されたケーキを運ぶときには、保冷バッグと保冷剤を使っていたとしても、長時時間の移動となると保冷剤の効果もなくなってきて、徐々に溶けていき冷蔵の状態になってしまいます。
自宅から友達の家が近所のときにはいいのですが、遠いときにはしっかりと保冷効果のある保冷剤や保冷バッグを使わないといけないですよ。
保冷剤は小さい袋容器のものではなくて、プラスチック容器のハードタイプの保冷剤であれば、もっと効果が持続します。
30cm×10cm×3cmで600gの保冷剤の保冷効果は、8リットルのクーラーボックスで6時間ほどと商品説明がされています。
ケーキのサイズで解凍具合が変わる
ケーキのサイズによっても解凍状態が変わってきますので考慮しないといけないでしょう。
ホールのままの大きなケーキだと中心部は溶けにくくなるでしょう。
しかし、小さなケーキだと表面からケーキ中心部までが近いので、全体的に溶けやすいです。
解凍しながら運んで友達の家につくときに食べごろにしたい時には?
保冷バッグの中は冷凍状態ではありません。
友達の家に着くときにちょうど良い解凍具合やケーキの温度にするのは難しいです。
保冷剤、保冷バック、気温、日光の有無によって、ケーキの解凍具合は変わってきます。友達の家に着いたときには溶けてしまっていると目も当てられません。
友達の家に持って行ったときにちょうどよい解凍具合を目指すよりも、運ぶときにはあまり解凍されないように注意し、友達の家の冷蔵庫で解凍するくらいを目指すのがよいのではないでしょうか。
そのためには次の2点を注意してみてください。
保冷効果が高い入れ物で運ぶ
外気を遮断する効果が高い入れ物を選びましょう。安いからといって保温効果の弱いものを選んでしまうと、後で痛い目を見みるかもしれません。
クーラーボックスや発泡スチロール製の箱がよいのでしょうが、街で運ぶには保冷バッグ使うことになるでしょう。
容量の多い保冷剤を使う
重くなってしまうかとは思いますが、ハードタイプの保冷効果の高い保冷剤を使いましょう。
保冷剤の商品説明として、推奨するクーラーボックスやバッグの容量があるでしょう。使う予定の保冷バッグの容量を見て、保冷剤のサイズを選択しましょう。
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